インビザラインの治療を希望される方はたくさんいます。でもインビザラインで出っ歯が治るのか？ワイヤーの方が治りやすいのか？気になりますよね。

結論を先に言うと、インビザラインの技術が優れた医院であれば、治ります！

以下で詳しく説明しますね。

そもそもなんでインビザラインで出っ歯が治らないと言われてるのかと言いますと、基本的に出っ歯の方の治療法で一番多いのは小臼歯という横の歯を抜いて、そこにできたスペースに前歯を下げて持ってくるのですが、歯を大きく動かすのはワイヤーが得意でインビザラインが苦手とされてきたからです。

苦手とされた理由は、ワイヤーは力が強く、また確実に歯に力が加わる為、歯が動くわけです。それに対し、インビザラインはそもそもはワイヤーより力が弱い上に、力が継続的に歯に働きにくいという欠点があるからです。

ただ、インビザラインも歴史を重ねて来て（大体20年弱）、ちゃんと歯を大きく動かすことが可能になって来ました。

ただ、それは歯科医師の技術に大きく左右されます。本来は苦手である抜歯ケースをインビザラインで治す事ができる歯科医師はまだまだ少ないです。

ですので、出っ歯はインビザラインで治りますが、歯科医師や歯科医院を選ばないといけないという事です。

▲ 矯正実績日本一の
大阪矯正歯科グループの症例です

出っ歯の種類は大きく2つあります。

このように出っ歯には2つほど種類があります。

まず、�@の場合の前歯の歯だけが前に出てて、骨格は出てない場合

からご説明します。

治し方は4種類あります。

1）上あごを横に広げて大きくすることによって前歯の位置を下げる

2）スライスと言って歯の両サイドを少しだけ削って（スライス）できたスペースに前歯を下げてくる。

3）奥歯をより奥に送って、できたスペースに前歯を下げてくる。

4）これらの全てあるいは、どれかをミックスして行う。

次に�Aの上あごの骨格ごと前に出てる場合

治し方は6種類あります。

1）上あごを横に広げて大きくすることによって前歯の位置を下げる

2）スライスと言って歯の両サイドを少しだけ削って（スライス）できたスペースに前歯を下げてくる。

3）奥歯をより奥に送って、できたスペースに前歯を下げてくる。

4）小臼歯という横の歯を抜いてそこにできたスペースに前歯を下げてくる。

万が一、前歯を下げる量（動かす距離）が多すぎる場合は一時的にワイヤーを使うことによって動きやすくなりますので、ご説明の上そうすることも有り得ます。

5）これらの全てあるいは、どれかをミックスして行う。

6）これらの方法で治る事が大半ですが、あまりにも骨格の出具合がきつい場合は、手術する場合もあります。セットバックという手術です。

当院では、セットバック手術は全国で最も多くしております。

この手術を行うと、イーラインという横顔のラインが特にキレイになります。

もちろん、手術を行わなくてもキレイになります。